破損した通気口の格子
ネズミが人間の住む家屋へ侵入するためには、そのための入り口が必要です。
多くの場合、ネズミたちは既にある、侵入口を利用して、私たちの家屋に入ってきます。
ネズミが侵入経路にする一番の場所は床下の通気口です。
最近の新築住宅ではあまり見られなくなりましたが、コンクリート基礎にある四角い床下の空気を入れ替えるための長方形型の空間です。
この通気口は金属の格子かアミ、または樹脂製のアミで小動物の侵入を防いでいます。
ところが、経年劣化やサビが原因で傷んでいると、そこがネズミの侵入経路になってしまいます。
また、樹脂製のアミの場合はネズミによって齧られてしまうと、簡単に侵入経路になってしまいますから、注意が必要です。
ステンレスのネットで補強した通気口
では、もし通気口が破れていたり、サビで腐食していたらどうしたらいいのでしょうか?
一番の方法は金属製のネットなどで補強してあげることです。
市販の通気口のネットもサイズが合えば簡単に取付けられますし、サイズが合わない場合でも、加工して取り付けることによって、ネズミの侵入を防ぐことが可能です。
しっかりとコンクリートの基礎に取り付けようと思ったら、色々な工具や工夫が必要になります。とても手に負えそうにないと判断したら、専門の駆除業者に依頼しましょう。