コロナコロナでみなさん外出や、見ず知らずの人との接触をなるべく避けて過ごしていることでしょう?
もしかして、羽アリが発生した(シロアリが巣分かれしている)のに人との接触が嫌で、業者に見てもらっていない・・・なんて人はいませんよね?
でも、ちょっと気になるんだよね、なんて思っていませんか?
もし、そういうことなら、ご自分でやってみますか?シロアリ対策。
そうです。床下に潜って点検するのです。
これも立派なシロアリ対策です。被害の早期発見に繋がります。床下の健康診断だと思って下さい。
まずは床下へ入りましょう
そうです。まずは床下へ入ってみましょう。
必要な道具ですが
- 長靴。お気に入りの靴は床下では履かないようにしましょう。
- 汚れてもいい作業着。ヤッケがあると洗濯は楽ですよ。雨具を着なくては行けないような水たまりなどがあれば、設備屋さんの出番かもしれません。
- 手袋。湿気が多いところはゴム手がいいかも。
- マスク。マスク不足ですから、洗って使えるものをオススメします。確実に汚れます。
- ライト。ヘッドライトがあると両手が使えるので便利。
- 防止・タオル。髪の毛を覆って下さい。そうしないと頭が蜘蛛の巣だらけになってしまいます。
これだけ揃えれば、後は勇気だけです。
もし、ベタ基礎工法の住宅にお住まいの方は、小さい台車があると楽かもしれません。
アラレちゃんのスッパマンみたいに移動することができます。
シロアリ対策、どこから?
どこから床下へ入るのか?皆さんご存じですか?
一般的な場所は台所にある床下収納からです。蓋を開けて、中のベージュ色の入れ物を引き上げると床下が見えませんか?
床下収納が無い場合は、和室の畳をめくって、床板を剥いで床下へと入ります。
和室の床板をはぐ場合ですが、釘抜きとハンマーが必要です。
もし、ご自宅に電気ノコギリがあったら、床板の下地の上に沿って床板を切ってやれば、簡単に床下へ入れるようになりますし、その後の修復も楽です。
床下でシロアリを見つけるには
床下で何を見たらいいか?それは蟻道です。蟻道を探して下さい。この写真のような土でできた紐のようなものです。
太さは様々ですが、毛糸のような太さから「きしめん」のような太さ、中には大きく成長しすぎてドッチボールくらいの石を覆うような蟻道も見たことがあります。
床下を隅々まで探して下さい。羽アリが発生している場合は、いろんな場所に複数の蟻道が確認できることが多いです。もちろん一本しかない場合もあります。
もし、羽アリが出たのに床下に蟻道が無いなんて場合は、専門業者に見てもらったほうがいいです。
蟻道がなかった?素晴らしい。しばらくシロアリの心配は無いですね。
シロアリの被害を見つけたら
この写真は、シロアリの被害がある木部に薬剤を注入しているところです。
木部に被害がある場合はこのように薬剤を注入する作業をしないと、シロアリを駆除しきれないことがあります。そうすると、生き残りがまた新たにコロニーを形成して繁殖を繰り返し、家屋を加害していくことになります。
ホームセンターに売っいる工具などで、床下の木部の被害箇所に穴を開けたり、注入はできると思います。
問題は薬剤なんですよね。
私も市販の薬剤を色々見ましたが、残念ながらおすすめできる薬剤はありませんでした。
あってもネオニコチノイド系の薬剤でしたので、私はオススメできません。
もし、シロアリの被害を見つけたら、無理せず専門業者に問い合わせてください。